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家族依存症 / 斎藤 学

前回ご紹介した「毒になる親」と同じく、「0秒思考」の赤羽さんお薦め本だったので購入したのがコチラ。

家族依存症 (新潮文庫)

斎藤 学 新潮社 1999-04-26
売り上げランキング : 21016
by ヨメレバ


「毒になる親」に近いテーマの本で、
登校拒否、過食・拒食症、仕事中毒、アルコール依存症など様々な問題を
家族の中での関わりに焦点を当てて解き明かしています。
イメージ(書籍)

<Amazonの内容紹介より>

いわゆる「良い子」、いわゆる「理想的な家庭」ほど、現代社会の深刻な病理である“家族依存症”に蝕まれている。登校拒否、過食・拒食症、仕事中毒、アルコール依存症、不幸な結婚生活…。依存症潜伏期を見過ごしたためにこれらの悲劇は引き起こされた。旧来の家父長制と新しい家族像との間で蠢く活断層に、私たちはいかに対処すべきか?著者の処女作を大幅改稿した文庫決定版。



<目次>

第1章 母と子
第2章 父と母と子
第3章 社会化と問題行動
第4章 結婚
第5章 成熟と喪失
第6章 共依存症からの回復



「毒になる親」のときには子どもの立場での経験を中心に感想を書きましたが、
そんな私も今では父親であり、いわば加害者側の立場でもあるわけです。

負の連鎖は続くといいますが、虐待された子が親になったときに
自分がされていたのと同じように虐待してしまうというように、
私も子どもを恐怖で抑圧させてしまうようにはならないようにせねば。
(一応断っておきますが、親を憎んだり嫌ったりしているわけではないです。)

朝、子どもを保育園に送り届ける担当なのですが、
会社に遅刻する焦りから子どもがグズったり大したことのない
イタズラをしていると声を荒げて注意してしまい、
後から反省することがしばしばありました。

比べるものでもないですが、やっぱり仕事より家族の方が大事なので
今では会社に遅刻してもいいやと開き直って
子どもの体調不良を理由にして遅刻しているので、
そうしたこともほとんどなくなりましたが、
そんな自分の経験を思い返してグサッとくるので、
読んでいてしんどい面もありました。

そんなわけで内容についてはほとんど紹介していないですが、
興味があったらAmazonなんかで見てみてください。

何のためのブログだよと怒られそうですが、
私の場合は問題行動や家庭環境に困っているわけではないので
本の内容が全般的に響いたわけではなく
そんなに内容が頭に入ってないのですよね。
読んでから少し時間が経ってしまったせいもありますが。

ただ、ポイントポイントで自分の体験とリンクしてひっかかる箇所はあって、
すごく考えさせられたので強く印象には残っています。
深く考えさせてくれるというのは、それだけで価値のある本だと思います。

家族依存症 (新潮文庫)

斎藤 学 新潮社 1999-04-26
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